株価と地価の上昇で遺言を作成しました

非上場のオーナー会社の株価は類似業種批准方式と純資産価額方式で評価すると顧問税理士から聞かされていましたが、自分の会社は類似業種批准方式で評価されることになることが判明しました。
この評価方法では、上場している同じ業種の上場企業の株価が参考にされますので、最近の株価の上昇で評価額が大幅にアップしています。
自分は会社の株式を全て保有しており、将来的には後継者である長男に全てを引き継ぎたいと考えていますので、遺言書を作成することとしました。
会社の不動産も自分で所有しています。
会社からは賃料を得ています。
この不動産も長男に引き継ぎたいと考えていますが、生前に贈与すると贈与税の負担が大きいために、相続の際に引き継ぐことにしています。
生前贈与は活用していますが、年間で110万円が非課税であって、大きな金額は移転できません。
自社株式と不動産の価格が上昇していることは想定外であって、相続税の負担が増加することになるので不安になります。
一方で、遺言を作成して信託銀行に預けるには手数料がかかりました。
しかし、詳細を確認しましたら、実際に大きな手数料が発生するのは遺言を実行する時、すなわち相続が発生した時であることが分かりましたので、少し安心しました。
自社株式の価値や不動産の価値が上昇することは悪いことではありません。
銀行の融資を受けることを考慮すると不動産は担保評価がアップすることになりますので、融資金額の増額も期待できます。
幸いにして会社の業績も好調を維持していますので、融資については問題ありませんし、担保価値もますます上昇しています。
しかし、それと相続は別問題であって、相続税の負担が増加することは悩ましいことです。
相続によって、財産の大半を失った同業者もいますので、他人事ではありません。
遺言書を作成するに際して、後継者である長男以外の子供には説明をしました。
次男、長女は会社の経営には無関心です。
会社が銀行から借入をしていることも知っていますし、その連帯保証人に自分がなっていて、相続が発生すると長男が連帯保証を引き継ぐことも知っていますので、会社の経営には関与したくないと考えていることも再確認しました。

Copyright 2013 ゆいごん.com All Rights Reserved.