子供のいない夫婦の財産を守るための遺言

私には、姉のように幼いころから仲良くしている幼馴染がいます。
結婚して、住む場所が離れてからもずっと交流がありました。
2人とも、不妊治療をしていたことを告白しあい、さらに絆を深め、なんでも包み隠さず相談するくらいに仲良くしています。
しかし、彼女は最近になって、子供をあきらめる決心をして、これからは夫婦2人の時間を大切に過ごしていきたいと話していました。
その姉が、私の家に遊びにきてくれました。
我が家には、1歳になる子供がいるのですが、彼女は自分の子供をあきらめた分、息子をとても可愛がってくれていて、度々我が家に遊びに来てくれるのです。
楽しくお茶をしながら話していると、我が家の電話に保険屋から電話がかかってきました。
実は最近、我が家の保険を大幅に見直し、現在保険相談にのってもらって検討しているところなのです。
結婚当初になんとなく加入していた保険を見直し、夫や私にもしものことがあったとしても、子供をしっかり成人まで育てていけるように、生命保険をもっときちんと考えようと思ったからです。
特に我が家は、夫が独身時代にブラック企業に勤めていたこともあり、長らく厚生年金に加入していませんでした。
ですから、今夫が天国に旅立つと、遺族年金があまりもらえない分、しっかりと将来設計をしないと、私と子供が路頭に迷ってしまうのです。
という話をしながら、お互いの家庭でのお金についての話になりました。
彼女も私も専業主婦ですが、我が家は貧乏なので子供が小さい間だけの期間限定専業主婦です。
彼女は、夫が高給取りで年収1千万円以上なので、悠々自適の専業主婦です。
しかし、いろいろ話していると、彼女自身がお金に関して将来の心配があるようなのです。
彼女の家庭では、夫婦2人ともあまり贅沢をしないため、貯金はしっかり貯まっているので、保険には入っていないそうです。
しかし、問題は彼女の夫の妹です。
一昨年結婚し子供がいるのですが、妹の夫があまり働かない人なのです。
妹もずっとニートで働いたことはなく、結婚してからずっと妻の実家、つまり友人の夫の実家に居候していました。
夫の両親も飽きれつつも、孫可愛さに年金生活ながらにも娘夫婦から生活費ももらわずに居候させている状態です。
それは、両親が納得してやっていることなので、良いそうですが、問題は彼女の夫がいずれ亡くなった時のことです。
彼女としては、夫婦の間に子供がいないために、妹が遺産相続の権利があるはずだと主張しそうな雰囲気を察しています。
そこで、夫に遺言書を作成してもらおうと、最近本を買って勉強していると話してくれました。
子供のいない夫婦の場合、遺言書で妻に全て相続させると書いてあれば、兄弟姉妹には遺産はいかないのですが、遺言書がない場合には法定相続分として4分の1が兄弟姉妹にも相続する権利があるのです。
彼女の話を聞いていて、子供のいない夫婦だからこそ、夫婦で築き上げてきた財産を守るためにも、遺言書を生きているうちに書いておくことがとても大事なのだと知りました。

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